私たちの職場は、多くの患者さん・利用者さんやそのご家族の方々、一緒に働く仲間などたくさんの人に接しながら毎⽇を過ごしています。そのため、相手を不快にさせるようなことがないよう、一人一人が清潔な身だしなみ、丁寧な言葉づかい、美しい立ち居振る舞いに気を付けなくてはなりません。
社会道徳を持ち、細かい気配りや常識を守ることのできる、そのような『モラルのある人』を私たちは求めています。

私たちの仕事は決して１人だけではできません。相手の話をしっかり聞くこと、理解すること、そして自分たちの考えをわかりやすく丁寧に伝えることが大切です。話を聞く時の姿勢や、相手に物事を伝えるときの表現や表情など、気持ちよく対話ができるよう配慮を行うことが必要不可欠です。
こうした理由から、私たちは『コミュニケーション力のある人』を求めています。

医療現場・介護現場では、様々な患者さん・利用者さんと関わって過ごすため、決まった毎⽇が続くことはありません。基礎的な技術を習得する事はとても大切ですが、イレギュラーな事が生じた場合に自ら考えて行動ができることも、とても必要なスキルの一つです。当たり前にとらわれず『柔軟な思考を持ち臨機応変に対応できる人』を私たちは求めています。

良質な看護・介護を提供するためには、相手のことを考え気配りをすることが大切だと考えています。自分のことだけでなく相手が望んでいることを察知し今できることを見つけ行動に移すことができる、相手の気持ちを考えて配慮した行動をとることができる、そのような『相手を思いやれる人』を私たちは求めています。

私たちの職場では、指示に従うことは組織の中で働くことにおいて必要なことではありますが、自発性がなく言われたことしかできなければ看護ケア・介護ケアの質の向上は難しいと考えています。
患者さん・利用者さんにより良いケアを提供していくためには、自ら学ぼうとする姿勢、向上心を持っていることがとても大切です。そのため、私たちは『自発性、向上心のある人』を求めています。